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賄賂は君の身体で

第4章 初仕事

約束通りに業者も来て、生徒会の早急な対応に、理事や校長たちも特別予算使用を許可してくれた。



「天窓の着工は明日。ボイラーは部品交換で済むんだって。」



昼休みに入ると、わざわざ教室まで同級生の生徒会員が、会長からの伝言を伝えに来てくれた。



「良かったぁ。ありがとう。」


「それと、放課後ちゃんと来いって…何かあったの?」


「え?あぁまあ。」



曖昧に返事を返し笑って済ました。
『専属雑用係』ですから…。

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