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カイ達は施設に戻っていた。
「アンドさん、さっきは助かりました。ありがとうございます。」
カイは頭を下げる。
「どういたしまして。っていうかあれはマリアが悪い。」
「はぁ～何であたしが悪いのさ。」
マリアはアンドを睨む。
「ま、いいじゃないスか、そういえば二人のＭＩＬカッコいいですね。」
カイは、マリアがアンドに手を出さないように、話題を変える。
「だろ～お前のとは大違いだろ？」
「たしかに、自分のよりはスマートでしかも、空も飛べるなんてすごいっスよ。」
「そういえばまだ教えてなかったな。あたしのＭＩＬの名前は“カミカゼ”そして、アンドのがサイバー、でお前のやつがブラックインブラック、通称ＢＢだ。覚えておくように。」
「は、はい。」