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黒川 海 ~世界を変える者たち~

第14章 猫。

マリアが手料理を作ってくれると言うので、カイはマリアの家にいた。
「ほら、できたぞ食え。」
「え?なにこれ?」
テーブルには大きめのお皿にステーキが三枚ほど置かれていた。
「ステーキだ。見てわからないか?」
「いや、そういう意味じゃ無くて、マリアさんが手料理って言うからてっきり、ハンバーグとか野菜炒めとかもっと家庭的な料理かと思ってました。」
「なんだ?不満か、ステーキも立派な料理だぞ。」
「そうですけど、肉に塩コショウふっただけじゃないですか。」
ピーンポーンっと呼び出し音がなる。 マリアがドアを開けるとそこには、アンドとイヴの姿が。
「お、来たな。まあ入りな。」
「なんだ?マリア、また肉食ってんのか?」
っとアンドは言う。
「なんか、文句あんのか?」
「いや、別にないけど。あ、そうだそうだこれも一緒に食おうぜー」
アンドは、そう言ってビニール袋からエビチリを取り出す。
「あ、私肉じゃが作ってきたのお口に合うか分かりませんが、」
イヴは、鍋をマリアに渡す。
「やったね~カイよかったなイヴの肉じゃがは最高だぞ。」
マリアはそう言って肉じゃがを温める。そして、テーブルの上には様々な食べ物が並ぶ。
「なんだか、和洋中ごちゃ混ぜですね。」
っとカイは言う。
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