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みえない鎖

第14章 加速

目が覚めると、すがすがしい朝、
・・・でもなかった。

確かに寝てすっきりはしてるけと、流石にお腹は空いてるし、アキは相変わらず私を拘束してるし。

アキを起こさない様に何とかアキから脱出して、ベッドの端に腰かけたまま部屋を見渡す。

「・・・激し過ぎ」

片づけてないから、床に転がってるタオルとか、ソファの辺りの湿りとか・・・セックスの後がまるわかりで、

おまけに若干腰辺りが鈍い痛みを伝えるし・・・処女でもないのに。

部屋の中にあった時計の時刻は6時半。

今のうちに痕跡を消してやるっ!!と意気込んだのは言うまでもない。

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