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みえない鎖

第18章 微妙なずれ

「・・・楽しいかも」

朝からこういうのも悪くない気がして、楽しくなる。

起きてる時に翻弄したくても、多分されるのがオチだし?

寝ている間なら、ちょっとぐらい・・・と、イタズラ感覚で、もう一度唇を合わせたら。

急にアキの腕が動いて、頭をぎゅっと拘束されて、そのまま舌が侵入してきて、

「・・んっんんんんっぅんっ」

なんかやばッと思うも、もう逃れようがない。

「んっっ・・・っはぁっ、く・るしっ」

息が苦しくなったところで、腕が緩んだ。

「おはよ」

挨拶は普通。でもニヤニヤ顔のアキ。

「キスで起こされるのはイイけど、どうせ襲ってくれるなら、起きてる時の方がいいけどな」

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