無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

息が浅くなる。荒くなる。
グルグルと思考が回る。

ショウタはまた来るかもしれない。その時、今度はどうやってはねのけたら良いの？その前に話は通じるの？

その前に、ショウタがアキに接触しないとは限らない・・・。

「瑠璃」

そう、話が通じなさそうなショウタが何か仕掛けてきたら・・・嫌だ、から、

そんな事になる前、に、

「・・・言う、から」

言う、と言った途端、私を拘束している力が若干弱まったので、腕をアキに絡める。

「キス、して」



・・・今は何も言わないで。