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みえない鎖

第20章 翻弄と暴露

突如肌を滑っていた指が離れ、腰辺りの重みが無くなる。

アキが私の上から、消えた。

「・・・え?」

何も言わずあっさりと中断されたので拍子抜け、のちに襲う物足りなさと、不安。

「アキ」

呼ぶも返事が無い。部屋から出た様な音もしない。

「アキっ」

「動かずに待てって」

姿が見えない分、不安から声が大きくなる。けど、返ってきたアキの声はいつもと変わらない口調で。

強制的に高められつつあった身体が、逆にゆっくりと冷やされていく感覚かじわりと覆う。

そのままじっとしていると、右足にいつも当たるその感覚に慣れていた物が外されたのが解った。

アキから貰った・・・アンクレット。

その後、ジーパンを裾辺りから引っ張られて脱がされた。

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