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みえない鎖

第4章 方向

意識が飛んだらしく、モノで軽く突いても反応が鈍くなった。

「これだけで飛ぶのかよ」

繋がったまま、手を伸ばして近くに転がっていた携帯を手に取り、
卑猥な今の状態を何枚か写真に収める。

「従順に手懐けるには時間がかかるかな」

意識の無いまま、続けてヤっても良かったのだが、今日は基本“味見”。
卑猥な言葉は避け、ターゲットの最低限の反応を見るためセックス。

肌が合わなければ2度とヤる気は無いが、そんなことも無いし、妙に頑ななところをあえて壊してみたくはなる女。

大抵の女は抱くと従順で、それはそれで楽しめるが・・・ある程度すると飽きる。

もしくは女の方が調子に乗って束縛し始めて嫌気がさす。その段階になると、きっぱり切り捨てる。

目の前の女は回数を重ねるとどうなるのだろう。

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