みえない鎖
第25章 強行突破
「待てっ!!」
叫び声。同時にガンッという音。
音の出所は、ドア。締め切る直前の隙間に片足突っ込む荒技。
「逃がすかっ」
「帰ってぇッ!!」
ドアを引く私と、ドアを開けようとする・・・元彼との攻防。
「部屋に入れろよっ」
「彼氏でもないのに、入ろうなんて図々しいのよっ」
ググググッと開かれるドア。当たり前だ。いくら必死に締めようとしたって、男の力に勝とうというのが基本無理。
それでも、閉めたいという思いは消える事が無い。だから、
「帰ってっ!」
「イテッ、何すんだよっ」
ドアの隙間に突っ込んでる足の上から、勢い良く左足を振り下ろし、踏みつけるっ。
ぐりぐりと。
「ぃってぇなぁっ!!」
叫び声。同時にガンッという音。
音の出所は、ドア。締め切る直前の隙間に片足突っ込む荒技。
「逃がすかっ」
「帰ってぇッ!!」
ドアを引く私と、ドアを開けようとする・・・元彼との攻防。
「部屋に入れろよっ」
「彼氏でもないのに、入ろうなんて図々しいのよっ」
ググググッと開かれるドア。当たり前だ。いくら必死に締めようとしたって、男の力に勝とうというのが基本無理。
それでも、閉めたいという思いは消える事が無い。だから、
「帰ってっ!」
「イテッ、何すんだよっ」
ドアの隙間に突っ込んでる足の上から、勢い良く左足を振り下ろし、踏みつけるっ。
ぐりぐりと。
「ぃってぇなぁっ!!」