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みえない鎖

第26章 歯止めと暴走

仕事帰り。

瑠璃からのメールの返事もなく、連絡しても繋がらない事に若干の不安は・・・その時からあった。

タイミング良く、バーから連絡があり、調子悪そうに家に帰った、と聞いた時・・・。

・・・イヤな予感がした。

虫の知らせというか、何というか、とりあえず元々住んでた瑠璃の家に向かい、

お守りと称して貰っていた鍵でゆっくり開けると・・・

ベッドの上にいる怯えた声の瑠璃と・・・瑠璃にまたがるあの男がいた。

直ぐに殴ってやりたかったが、ナイフとか、凶器持ってると後々面倒だから、ゆっくり忍び足で近付いて、

その間にまさか薬を飲まされるとは思わなかったが、何とか電気つけて目が眩んでる間に、あの男を殴り飛ばした。

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