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みえない鎖

第28章 変化

気がつけば次の日、で。
日曜日は目まぐるしく、時が過ぎた。

朝から部屋を片付けて、夕方から来た引っ越し業者も手伝ってくれて、空っぽになった数か月住んだ部屋に名残惜しくなる暇もなく、

アキの家に荷物ごと、転がり込んだ。

一番奥の空いてる部屋に荷物が詰め込まれ、後は少しずつ箱から出すことにしたところで・・・。

「・・・疲れた」

どさりと身体を投げ出した先はソファ。

「バイトお休み中に、ある程度片づけたいなぁ・・・」

ぼそりと呟いた言葉に、アキはとなりに座り、煙草に火をつけながら、

「・・・バイト辞めてくれねぇか?」

と言ってきた。

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