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みえない鎖

第30章 解くしがらみと甘い誘惑

今日のアキは何だか、積極的な気がする。いや、いつも積極的なんだけど、今日は暴走気味?違う、暴走中?

身体を念入りに洗って、湯船に浸かりながら、これからどうしようか・・・巡らす。

服着ないの?下着?バスタオル?まさか何もまとわないって事はあり得ないけど、

ハードルが高いッ。でも・・・するのが嫌だって訳ではない。むしろしたって・・・いい。

ってどうなのーっ!?

同時にかぁぁぁぁぁっと火照る頬を隠すために両手で顔を覆うと、パシャッと湯がはねる。

考えれば考えるほど、ドツボに嵌っていく気がする。身体の奥が記憶している甘い疼きを引きずり出そうと躍起になってる。

・・・これってアキの思うツボ、なら、

そのままアキの希望?陰謀?に踊らされて・・・あげる。

覚悟?を決めて、湯船からザッパーンッと勢い良く飛び出て、支度した。

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