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みえない鎖

第31章 翻弄されて・・・

アキの独り言とともに、ベッドの上の間接照明が点り、部屋をオレンジに染め上げる。

間接照明でも、明かりを強くしたのか、部屋の様子も何もかもが丸見えで・・・。

「暗く、して・・・」

と懇願するも答えはなく、ベッドの上に投げ出したままの私の身体を、上から少し見下ろしている。・・・止めどもなく溢れる場所を。

欲情してると解るアキの目にドキリと心臓が躍る。

「アキ」

声になるかならないかぐらいの小さな声で呼んだ事によって、何かしらの呪縛が解けたのか、股を大きく開かされ、ズブリと指が押し込まれる感覚に一瞬体を反らす。

「ぁぁんっっ」

身体が望んていた快感が身体全体を駆け巡る。勿論、その一瞬だけで満足出来るはずもなくて、

指が出し入れされたり、舐められりする度に、ジュブジュブと水音は増し、身体はピクピクと痙攣と淫らな踊りを繰り返し、

「ぁんああんあは・・・ぁんっっ」

喘ぐ声が止まらない。

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