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みえない鎖

第9章 零れ落ちた言葉

ドクドクッと吐き出す欲望。

上がった息を何度か深く深呼吸をして整えると、ゆっくりと引き抜いた。

「・・ぁあ・ん・・・」

何度も何度も達した瑠璃は、案の定、意識をほぼ手放した状態に見える。

引き抜かれた時には若干の反応を見せたが、目を閉じたままゆるゆると身体残った快感に浸っている。

自身が気持ち良くなる為には、若干邪魔な避妊具を外して捨てた。

瑠璃は何も言わないが、俺は生ではヤらない主義。

表向きは相手の女の為。本音は俺自身の為。責任とって・・・なんてのはゴメンだから。

とはいえ、今日、突っこんでヤる前までは生でヤっちまうか迷ってた事も・・・事実だったりするけど。

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