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みえない鎖

第9章 零れ落ちた言葉

瑠璃はバーに通う女の中では遊んでないのは、肌を1回合わせればすぐに解った。

抱けば反応も良い。相性も良いのだろう。焦らせば焦らした分だけ反応あるし。

今日の部屋は、俺が払ったものではなく、兄貴が払ったものだ。1週間手伝って拘束された分の見返りと言ってもいい。

その間、瑠璃との接触が全く出来なかった訳だし?

瑠璃に対して、恋愛感情があるか?と問われればはっきりしたものは解らない。

が、はっきり解っているのは、以前よりも強くなった瑠璃に対する独占欲。

「後は・・・」

夜の帳が降りた後、人工的な光が幅を利かす世界での瑠璃にしか会った事が無いから、

今日は自然の光の中での瑠璃の反応を見たい。

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