みえない鎖
第11章 素の相手
けど、アキは新たに買い物をしたらしい。支払いを済ませて、店の外で新たに紙袋を持とうとしている。
「行くぞ」
待っててくれているアキの手に、自分の手を絡めると、少し気持ちが落ち着いた。
けど、ムカつく店員に少しムカつくアキ!!
握る手に無意識に力が入る。
「怒るなよ」
しっかりムカついてることも伝わっている。
「心配しなくても、よそ見するつもりはねえよ。瑠璃がよそ見しなきゃな」
よそ見・・・しない、というか出来ない。
アキのインパクト強すぎて、よそ見出来るわけが無いよ。
どんどんスキが増えて、気にしない様にしてもこうやって嫉妬したりして・・・アキを中心に振り回されてるのは私なのに。
気がつけば駐車していた車まで戻っていて・・・。
「行くぞ」
待っててくれているアキの手に、自分の手を絡めると、少し気持ちが落ち着いた。
けど、ムカつく店員に少しムカつくアキ!!
握る手に無意識に力が入る。
「怒るなよ」
しっかりムカついてることも伝わっている。
「心配しなくても、よそ見するつもりはねえよ。瑠璃がよそ見しなきゃな」
よそ見・・・しない、というか出来ない。
アキのインパクト強すぎて、よそ見出来るわけが無いよ。
どんどんスキが増えて、気にしない様にしてもこうやって嫉妬したりして・・・アキを中心に振り回されてるのは私なのに。
気がつけば駐車していた車まで戻っていて・・・。