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禁断のシェアハウス

第5章 2人の生活と和黄の気持ち


あの日から私たちは、付き合い始めた。

楽しくて、幸せな日々が続いていた。



でも、私にはひとつだけ気になってることがある。
それは、和黄のことだ。

和黄にだけは、剛と暮らしてることを言っている。
初めはお父様には見つからないようにと言う返事をしてくれてたけど、最近はメールの返信も来ないし、電話をしても出ない。


なんかあったのかと心配になる。

今日は、早めに仕事を終わらせて
家に行ってみようかな。


私は、途中から和黄のことばっかり考えてしまった。
結果、それが剛にも分かり、

「なぁ、さっきから誰のこと考えてるの?」

「え、いや、別になにも。」

「えー、言ってよ。俺のこと?」

そこはきっぱりと言う。

「残念ながら違います。」

「誰だよ?」

剛は少し苛立って聞いてきた。

「私の前の執事。
執事終わってからもメル友だったんだけど、最近連絡取れなくてなにかあったのかなと思いまして。」

「じゃあ家行って見たら?
後俺やっとくし。」

「本当に?!ありがとうございます!」

私は、社長室をでて階段を駆け下りた。
掃除をしてる人の隣を通り過ぎようとした時腕を掴まれた。

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