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禁断のシェアハウス

第5章 2人の生活と和黄の気持ち

「きゃっ!離して!」

「彩乃!俺だよ。」

「え、和黄?」

「お前、まだ仕事中だろ?
何処行くんだよ?」

「和黄最近連絡取れないから、社長が一回家行ってみたらって言ってくれて、今から家行こうと思って。」



「……ごめん、最近ちょっと忙しくて。」

「もう、心配させないでよ。」

「ごめん。俺、ここの掃除やってるから会いたくなったらこの服の人探して?」


「わかった、じゃあね。」





私は、和黄と別れて再び仕事を始めた。





和黄のスイッチをいれてしまったことも知らずに。

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