これが高校生なの?
第1章 高校デビュー
るんるんるーん♪
スキップスキップらんらんらーん♪♪
あたしの名前は山本彩那(やまもとあやな)今日は華のJKの入学式!
中学のときはみんなに『やまも』って呼ばれてた。でも今日からあたしが通う高校は隣の市で、みんなとは離れちゃった。
今は電車に揺られて通学中。
根性で自転車で行こうとしたら親に止められて(-_-;
中学のときに新しく友達ができると‘見た目はおとなしいのに話すと以外ー!’ってよく言われてました。はい。
っという間に駅到着。
まだ慣れない手つきで改札口を通る。
「はー、あとちょっと」
駅から学校まで徒歩10分。まだ4月だからいいけど、夏とかどうなるんだか。
これからのJK生活に心を踊らせながら歩いていると学校に着いた。
「靴、ここでいいのかな」
「確かあたしは5組だったからー、ここか。」
今日は入学式だからそのまま体育館へ行く。
――――――えー、これで入学式を終わります。新入生は退場してください。
教室に入るとみんなの話し声が響いていた。
「あたしも早く友達つくんなきゃ」誰にも聞こえないような声で言った。
しばらくすると担任の大村優喜(おおむらゆうき)先生が来てSHRをして今日1日は終わった。