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彼の兄

第5章 休日


ブブブ…
携帯が鳴ったので確認すると、拓磨さんからだった。
震える手でゆっくりと開く。

「おはよ。
今から迎に行くから制服に着替えて外出てきてくれる?もちろん下着は脱いできてね」


文面を読んだだけで顔が真っ赤になった。
なんて身勝手なんだ!
凄く戸惑いつつも、結局下着はつけたまま制服を着て外に出た。

すると車で拓磨さんが迎えに来ていた。

「おっはよう~!じゃあ乗って?」

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