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彼の兄

第5章 休日

「ハアッアッ…」
逃れようとしても無駄で、舌が侵入してきて追いかけてくる。
「…んっう…」
息ができなくて苦しくて、ぐっと口を引き離すとねっとりとしたものが残った。

「…な、こっちこいよ」


ぐっと腕を掴まれて、そのまま風呂場へと連れて行かれた。

シャーーッという大きな音ともに水を私にかけてくる拓磨さん。

「ひゃっ!!」
いつの間にかびしょびしょに濡れて水色の下着が透けている。

「下着…なんで?」
黙り込むと、もっと水をかけてくる。
「…まあ、その方がいいや。お仕置きもできるし」

!?
混乱してる暇なんてなかった。

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