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彼の兄

第3章 好きなのに

「ンッ…ハンッ…」

私が目を覚ました時には、
服はすっかり元通り整えられていて、拓磨さんはお風呂まで入ったようだった。

しかし、ただひとつだけ違うことがある。


「…ンッンッ…や、やだ…」
私のあそこには小さく震えるバイブが入っていた。
「日菜?確かこれから昌樹に会いにいくんだよね?」
何事もないように拓磨さんは笑い、私をそのまま家から出した。
「そのまま行きなよ、イッちゃ駄目だけど。」


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