
君がくれたぬくもり
第37章 好き
「んあ?……何を今さら。」
「………///」
恥ずかしくて俯く陽菜を見て、岳はにやりと笑った。
「…なぁんだよ?
もしかして緊張してんのか?」
「は、はぁ?!
違うもん!!////」
みんなの前では無口でクールなくせに、
何で陽菜の前ではこんなに変態なんだろうかこの人は!
氷まくらに頭を乗せ、岳から背を向けソファに寝転ぶ。
その時だった。
―――ちゅ
「……!」
え………////
首筋に触れる柔らかい感触にビクンとなる。
が……岳…?///
「なぁ陽菜……」
「………。」
「死ななくてよかった…」
ドキン…
今日の岳…
なんかヘン////
