
君がくれたぬくもり
第38章 隙間
繋がったまま抱き合う二人。
すごく幸せで…
また涙が出た。
しばらくして、陽菜の中の岳が動き出す。
「あっ……あっ…///」
夢中で岳にしがみつき
快楽の渦に飲み込まれた。
もう
どうなってもいい……
――――――………
―――――――……
「熱上がったな…」
グッタリする陽菜の額に手を当て、心配そうな顔をする岳。
陽菜のお腹にかかった白濁の液体をティッシュで綺麗にすると、丁寧に服を着せてくれた。
「ありがとう、岳。」
「ん………」
岳は照れ臭そうにはにかむと、陽菜を抱き上げ部屋に連れていく。
そのままベッドにおろされた。
「しんどい…?」
「…平気///」
「氷まくらと……あと、冷えピタあるか見てくるな。」
岳は陽菜の頭をグシャリと撫で、部屋を出て行った。
