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片思いの妄想伝

第3章 過去③

中学3年生になり受験勉強をしなくてはならない私に試練が訪れた。

十数年間生きてきてこんなに悩んだことはなかった。


その試練とは‥
元彼をまだ好きかもしれないという自分の気持ちを薄々感じ始め、またKに彼女がいることが分かったのだ。

毎晩毎晩枕を濡らした。

学校でも情緒不安定になり、ちょっと元彼かKのことを考えただけで涙がたまるようになった。

誰にも相談できず、苦しんだ。
苦しんで苦しんで苦しんだ。

1ヶ月くらい悩み続けても答えは出なかった。

私は宙ぶらりんの状態で中学を卒業した。
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