
キミと一緒に…
第1章 中学生!!
「そだ、亜美クラスどう?友達できるか心配だったんだけど…。」
「友達できたよ!!中原杏里って子。すっごくかわいいんだ!!クラスはみんなにも先生にも背がちっちゃいこといじられた…。」
「そんなにちっちゃいんならいじられて当然だけどな。」
「うるさいな!!」
「和輝!!お前毒舌もいい加減にしろよ!!亜美がちびちび言われてどんだけ傷ついてると思ってんだよ!!ほんとのことでも言っていいことと悪いことがあるだろ!!」
あの拓ちゃん…それフォローになってないよ。なんかちっちゃいからちびに進化してるし、ほんとのことって…拓ちゃんのが一番傷ついたよ…。
「へーへー、すいませんでしたねー。」
こいつはこいつでムカつくんですけど…。
なんなのよ!!2人そろって私を傷つけたいわけ!?
ダメだ。今日はダメージ受けすぎた…。今日はもう家でゆっくりしておこう。
「そだ、亜美。今日うちこない?亜美にちょっと報告したいことがあってね。」
「報告したいこと?」
「うん。だから昼ごはん食べ終わってからうちに来てくれないかな?」
「わかった!食べ終わったらすぐ行く。じゃ、またあとでね。」
「あぁ。」
