キミと一緒に…
第1章 中学生!!
「さて…と。どーする?まだ覚える?今日はもうやめとく?」
「うーん、覚えられる気がしないけど拓ちゃんが紙に書いてくれるんならやる!!」
「…よし!亜美のために書いてあげよう!!」
「ありがと♪」
そこから私たちはバレーの基本オーバーハンドパス、アンダーハンドパスや、アタック、レシーブ、トスなどの基本用語、そして反則などの名前や理由などを拓ちゃんに紙に書きつつおしえてもらった。
「んー、こんなもんかな。よし!おつかれさん。」
「あぁ、疲れた!!」
「1日で基本全部教わるその精神力はすごいな。俺ならたぶんコート説明ぐらいで終わってたわ。」
「えへへー、ちっちゃい割には神経だけは図太いから。」
「あ、いいとこ…かな。よし!暗くなってきたし…そろそろ帰るか?」
「うん。そろそろ帰る。」
「じゃあまたこいよな。」
「うん。おじゃましました。あ、拓ちゃんママ!!おじゃましました!!」
「あら、もうかえるの?気をつけてね。」
「うん!じゃあまたね。」
「あぁ、また明日。」