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初恋は永遠に

第4章 昼休み

『おし!行くか』

そう言って、旬君は気合いをいれた。

教室に戻る途中、階段で私はつまづいてしまった。

『きゃっ!』

旬君が支えてくれた。
私は旬君に抱きつくかたちになった。

すると旬君が、私を抱き締めた。

『し、旬君?』

『わりぃ!』

『何で?
助けてくれて、ありがと!』

『その笑顔反則だろ。』

『どういうこと?』

『何でもねぇ!それより、早く教科書とり、行こうぜ!』

『そうだね。』

私たちは、急いで教室にいった。
この様子を、王子が見てたなんて、思ってなかった。

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