テキストサイズ

初恋は永遠に

第4章 昼休み

同じクラスの、若人旬 (ワカト シュン)君がいた。

旬君は、童顔で可愛いが、性格が男らしくて、そのギャップが良いと、女子の中でTOP3に入るくらいだ。

『まゆーいた!ちょっと来て。』

小学校からの持ち上がりだから、ほとんどしたの名前で呼ぶ。
それに、旬君は私の隣に住んでいる。
いわゆる幼馴染みってこと。

『どうしたの?』

私はそう言って駆け寄った。

『次の授業、数学なんだけど、教科書かして!』

旬君は手を合わせて、お願いしてきた。

『それは良いけど、わざわざ屋上にいる、私のとこまで来なくても、教室の人に聞けば、よかっのに。』

旬君は1組で、私は2組クラス同士は、隣なので、屋上より絶対早い。

『そっそれは、俺は屋上まで来たかったんだ。』

『そっかぁ。そうだったんだね。じゃぁちょっと待ってて、お弁当片付けてくるから。』

私は、急いで片付けた。
会話を聞いてた6人が、

『今のは、明らかにおかしすぎでしょ。』
『旬、無理矢理すぎ。』

『まゆあれで納得?』

などと色々いっていたが、無視した。

片付けたら、『お先に』と、言って旬の所に駆け寄った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ