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NO VOICE LOVE

第2章 Received Voice,


ZERO SKYを未夢と共に出た旭は
外の空気を吸いながら
背伸びをする。

「ぷっはー!
ライブハウスは好きだけど
あのタバコの匂いは慣れねぇなあ」

旭と未夢の服や鞄には
タバコの匂いがしっかりと
染みついている。

「俺が言うのも何だけど
こんな時間まで大丈夫?」

時刻はすでに9時半を回っている。

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