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NO VOICE LOVE

第3章 NOT STOP?


「よかった!次は何聴きたい?」

未夢はiPhoneにリクエストを書き、
旭はそのリクエストに応えて歌う。

いつもライブで歌うよりも、
色んな気持ちがこもった歌だ。

俺の気持ちに
少しでも気付いてくれたら嬉しい。
気付いてくれなくても、
俺の歌をいいと思ってくれたら
それだけでもいい。

日が暮れて外が暗くなるまで
旭は未夢の傍で、
時々おしゃべりを交えながら
歌い続けた。

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