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恋なんかしなきゃよかった

第6章 幸せって?

帰り道、
前に三浦くんが
歩いているのを
見かけた私は
三浦くんに駆け寄った。

「三浦くん。今帰り?」

「うん。唯も?」

「うん。さっき部活
終わったから。」

「俺も。」

「そうなんだ。
三浦くんは
何部に入ってるの?」

「サッカー部だよ。」

「あ~イメージ的に
あってるね。」

「イメージってなんだよ。唯は?」

「私はバスケ部。」

「似合ってるんじゃない?」

「ホントに?」

「うん。」

「そう言われると
恥ずかしいよ。」((笑))


「ごめんね。
わざわざ
送ってもらって。」

「いいよ。
俺ん家も近いし。」

「あ…そうだ。
上がってく?」

「えっ、けど…」

「上がって上がって。」

「じゃあお邪魔します。」

「どーぞ。」


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