
恋なんかしなきゃよかった
第9章 思い…
土曜日、試合当日…
響哉と怜汰が来ていた。
「菜美~唯~頑張れよ!」
「響哉来てくれたんだ~」
菜美は
響哉に飛びついた。
「おぉ~菜美!」
「おはよう。
響哉、怜汰。」
「「おはよう!」」
「怜汰ごめんね。
響哉に付き合わせて…」
「いいよ。別に。
暇だったし…
あっそうだ。
こないだオムライス
ありがとう。」
「いいえ。
私こそ助けてもらって
ありがとう。」
「あぁ。
それよりさぁー
この前なんで
不良にあんなこと
されてたんだ?」
(怜汰のことを好きな
桜井さんにされた。
なんて言えないよ…)
「わかんない。
菜美!そろそろ戻ろ!」
「はーい…」
