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「そうだよね…」


かなちゃんはモテるくせに女の子に興味がないらしく、告白も断り続けているらしい。

好きだと言ってくれる子に対しても冷たくあしらい、そこがまた良いんだとかなんとか。

最近の女子はちょっと変わってるな。
かなちゃんももう少し優しくしてあげてもいいんじゃないかな…

などといろいろ思うものの、実際そうなれば、それはそれで複雑な気持ちになるのも容易に想像できるので、あえて何も言わないことにしている。


「でも奏音くん、絶対姫菜ちゃんのこと好きだよね‼」

萌愛ちゃんが嬉しそうに言う。

「それはないよ！」