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捨て犬と俺と…番外編!!

第1章 子犬の記憶

できるだけ遠くへ行かなくちゃ

電車の切符がどれを買うのかいまいちわからなかったなにせこの4年間一歩も外へでていないのだから。

適当な値段のを買ってとりあえず電車に乗った。

まだ朝早いせいかいわゆる通勤ラッシュに巻き込まれた。



沢山の人と密着していて
僕はとてつもない恐怖に襲われた。
いつも間にか人間が怖くなった。

だんだんと息が乱れ震えながら足がすくむ。

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