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ほんとは。

第4章 信じてる



「だれもいないから上がって」



「おじゃまします……」



あっ!!!


あった…………。




玄関の床に、
可愛らしく包装されたものを見つけた。




愛汰には
気づかれてないようだった。




私はそっと拾い上げて
スカートのポケットに隠した。





 

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