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ほんとは。

第1章 秘めた想い。



やっと腕の中から解放されたけど、
心臓が高鳴っていて頭の回転が鈍い。




走ってにげることだって
できるはずなのに脚が竦んで…



篠原くんは、私の前髪をよけた。




額に手が触れ、
思わず体が反応して
下を向いてしまった。





 

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