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恋愛トラウマ。

第9章 戸惑い。




「李羅〜」


あぁ、誰かの声が聞こえる。何でもいいや、寝ちゃえ…


「李羅っ!いつまで寝てんの!!早く起きなっ」



重い瞼を開ける。


カーテンの隙間から僅かに入り込む朝日と……


…あたしがなかなか起きないから、怒っているお母さんの姿が映る。



あ…、あたしあのまま丸一日寝ちゃったんだ。。

今日は、学校に行かないとな…。


あたしは、寝起きで重たい体を引きずり、学校へ行く支度を始めた。

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