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第8章 case4 【私ガ一番デアリタイ】 1

顔を上げたものの、しっかり体は斎の腕の中で、

そのままずるずると連れていかれた先は・・・洗面所で、浴室のドアの前。

「脱がす」

「・・・え?っと、まだこの時間にお風呂に入る気は・・・」

「入れ」

有無を言わさず、制服が剥ぎ取られる。一応は抵抗してるけど、逃れられる術がない。

ブラジャーとパンティの下着姿になったところで、これは本格的にヤバイッと思ったのだけど。

「遠慮するなよ」

「遠慮なんてしてなッッ」

有無を言わさず唇が合わさる。相変わらずの、キス魔。

「んんんっんんんんんんんッッ!!」

文句は斎の口の中に吸い込まれて。

背中に回った手が、器用にプチンッとホックを外して、慣れた締め付けが無くなった事を知る。

「いつきッ」

「いいから入れって」

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