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第9章 case4 【私ガ一番デアリタイ】 2

だから、翻弄される衝撃は前と同じ・・・筈なのに、今日の方が身体に受ける快感の大きさが半端ない気がしている。

「あぁ・・・あ、もう、突いちゃダメぇ」

奥を突く刺激に対する濡れ具合と言ったら半端ない。ジュブジュブと、卑猥な水音を、身体全身が捉える。

「何言ってる。腰振ってるのは、絢乃だろ?エロイ顔して」

「だっ、て、ぇっ」

何となく重かった身体が今はとっても軽くて、ただただキモチイイ、から。

「・・・ぁぁああっ、き、来ちゃうッ」

また、ゾクゾクと下から上へと競り上がる。あぁ・・・絶えられない。

腰が、意思を持ったかのように小刻みに動く。勿論、貪るように斎を搾り取ってるのは、私自身ではあるけれど。

「イクイクイクぅッッッッ・・・」

止まらない腰と、震える身体。駆り立てられる何か。

ピクンピクンッと身体が跳ね、暗闇の中、白くなり、飛びそうになる意識。のけ反る身体を、斎が腕を回して支えて・・・いた。

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