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第9章 case4 【私ガ一番デアリタイ】 2

言った後、ピタリと指の動きが止まる。けれど、ジンジンと中を擦られ続けた余韻が、切ない刺激をもたらす。

「余裕?これでも?」

と言いつつ、身体が余計に密着するように引き寄せられれば、斎の固い中心部が後ろから当たる感覚・・・。

ソレを自覚すると、動かなくなった指が、物足りな・・・違う。

一気に湧き上がる欲望。
昨日、長い間入っていたアレ。
疼き続ける欲望はもう抑える事が出来なくて・・・。

「指じゃもう・・・足らない」

「ふーん?」

斎は意地悪だ。解ってるくせに。って後ろの方向を見やりながら、睨む。多分、表情は見えない筈・・・って!!

「やっぁっ・・・ぁあああっっ!!」

睨んだのが解ったのか、単なる意地悪か、入ったまま止めていた指を、急に小刻みに動かすものだから、

油断していた心算は無かったけど、一気に駆け上がる快楽に負けて・・・。

「イッ・・・イッちゃうッッッ!!!」

って開かずの扉の中とはいえ、学校の中で・・・叫んでしまっていた。

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