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第2章 case1 【貴方ハ誰?】

「ヒトはわたしにとって、暇つぶしの道具にすぎません。さて、貴女は今日からここに住みます」

と言われて、気付く。気付くのが遅すぎるけど。

見知らぬ・・・部屋。一言で言って豪奢な部屋。高級ホテルの一室の様な。

「今日からここは貴女の寝室です。とはいえ、私の寝室でもありますが」

「一緒に寝る気!?」

「死にたくなけれは、ですが」

・・・ゾクリ。

寒気が走る。何故、こうなった!?

「寝る方法以外に、どうにかなる方法は?」

「ありますが、教えません。私が楽しめない」

「鬼畜っ!!悪魔っ!!」

「何とでも。ただ言っておきますが・・・貴女は私の玩具です。永遠に・・・逃がしません」

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