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第11章 case5 【私ヲ見テ】 2

「あのね、能力あったって契約していない人間を即座に見つけられるほど、万能じゃないよ。

偶々見つけられたから良かったものの、襲われてたらどうなってると思ってる?」

呆れた声。

「ごめんなさい」

助けてもらったお礼は・・・言うべきよね。

「・・・足らないなあ?」

でも、瞬時に声色が変わる。元の自信満々な声に。

「何が?」

「お礼が足らない。だから」

下着を脱がせず、素早く指で布地をずらして、直に触れるから。

・・・!!

「ここでキモチイイコト、してもらうから」

耳に届かなかったけど、触れた指で、クチュッと音がした気がした。

「ぁ・・くっ」

「本当はこんなところでする予定は無かったけど、たまには、ね?」

そのまま指を飲み込まされ・・・。

「・・良くないっ・・・ぁあんっ」

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