contract
第12章 case6 【オ前ヲ貶メタイ】 1
「ヤ、ヤダ・・・・ちょっ、と・・・」
斎の指がいつの間にか服の下に潜っている事に気が付いて、少し我に返る。
既に陽は落ち、本格的に夜になりつつある。斎の顔がはっきりと見えなくなる。
しんしんと降り続ける雪。時折カタカタと鳴る窓。本来なら寒い筈の教室の温度。
なのに、寒さは一向に感じない。身体に熱が籠っている、錯覚。
・・・キスに、没頭しすぎたせいだ、多分。
見慣れた教室でありながら、いつもと違う夜の景色に、非現実的な感覚になっていて、その上、既にスイッチは入ってしまっている。
同時に、羞恥心はどこかに飛んだ後。というか、斎との行為を重ねる度に、羞恥心とか理性辺りが、簡単に落ちていっている。
本気で嫌がらない事を知っているのか、無言で制服のボタンを外す斎に、私自身止める、という考えはもう無いどころか、ドキドキが・・・止まらない。
・・・どうしよう。期待の方が大きい、なんて。
「抵抗しないの?」
ボタンを外し終え、ブラをずらされ、上半身がアラレモナイ姿の私に声をかける。
「抵抗して、ほしいの?」
上目づかいで斎を見る。
斎の指がいつの間にか服の下に潜っている事に気が付いて、少し我に返る。
既に陽は落ち、本格的に夜になりつつある。斎の顔がはっきりと見えなくなる。
しんしんと降り続ける雪。時折カタカタと鳴る窓。本来なら寒い筈の教室の温度。
なのに、寒さは一向に感じない。身体に熱が籠っている、錯覚。
・・・キスに、没頭しすぎたせいだ、多分。
見慣れた教室でありながら、いつもと違う夜の景色に、非現実的な感覚になっていて、その上、既にスイッチは入ってしまっている。
同時に、羞恥心はどこかに飛んだ後。というか、斎との行為を重ねる度に、羞恥心とか理性辺りが、簡単に落ちていっている。
本気で嫌がらない事を知っているのか、無言で制服のボタンを外す斎に、私自身止める、という考えはもう無いどころか、ドキドキが・・・止まらない。
・・・どうしよう。期待の方が大きい、なんて。
「抵抗しないの?」
ボタンを外し終え、ブラをずらされ、上半身がアラレモナイ姿の私に声をかける。
「抵抗して、ほしいの?」
上目づかいで斎を見る。