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第12章 case6 【オ前ヲ貶メタイ】 1

目の焦点を外の景色ではなく、ガラスに何となく合わせた途端、気付く。

ガラスが・・・鏡の様に、目の前のアラレモナイ姿を映して、る、ことに。

「・・・やぁっ」

膝より下に絡みついているスカートなどの布地。下に落ちて露わになった斎の指が埋まってる濡れた場所。

上半身はチラチラと見える膨らみ。顎が若干上がり、既に溶けてる表情の・・・顔。

「やっと気付いた?」

ジュンッと反応する身体の奥。

「ンッ・・・ぁ悪趣味ぃ・・・」

「しっかり指を咥えてるけど?」

斎の指が容赦なく動く。痴態を見せられていることが、ますますイヤラシイ気持ちを煽る。

この状態で、人が入ってきたら、イイワケ出来ない。だから、早く止めなきゃいけないのに。

「もっとぉ・・・」

出てきた言葉は、肯定するもの、で。

「ふーん」

斎の楽しげな声すら、私を呷る。

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