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第14章 case6 【オ前ヲ貶メタイ】 3

そして、前方奥にはあの時と同じようにベッドがあり、明るめの間接照明がベッドの上の全貌をさらしている。

ベッドの上にいたのは・・・、

「ダメ・・キモチ・イイぃ・・・」

手首を縛られ、嬌声を発し続けるこの屋敷のお嬢様、佐倉紗香と。

「早く俺を選べっ」

と意味の解らない選択を迫りつつ、お嬢様を容赦なく突いてる黒田生徒会長と。

そして、顔がすぐには解らないけど、多分同世代と思われる男2人。

お嬢様に手を伸ばして、柔らかな胸を触ったりして、手が絶えず身体を這いまわり、

口に限らず身体にキスを落とし、手と同じく舌が白い肢体を這いまわる。

ここで・・・そういえば、と思い出す。

2名のうち、1人は、名前は解らないけど、最近「お姉様!!」とお嬢様にストーカー並みにつきまとう、1学年下の男の顔にそっくり、な気がする。

彼も、お嬢様が好き?なのだろうか・・・。

ただ、もう1人は見覚えが無い。

ベッドの上の4人は、全員裸で。



・・・これが、宴?

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