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第14章 case6 【オ前ヲ貶メタイ】 3

この光景は疑問だらけ。

そもそもお嬢様は、斎が好きだった筈だけど、何故斎以外の男とシているの?

生徒会長は確かにお嬢様に好意は抱いていたと思うけど、その行為は、ただ抱きたいという欲求だけ?

1学年下の男もお嬢様に好意をもちながら、複数で・・・出来るという事は、同じく欲求だけ?

後の1人については、全く見覚えがないけど、この人誰?

お嬢様は嫌がる事無く、彼らと肌を合わせている。やけになったとか?・・・という雰囲気は全くないけど。

斎も何でこんな事を考えついたの?

斎は全く手を出してはいない様子だけど、斎もいずれは混ざる予定なの?

的場君は?永依さんはどうしてるの?

そして、ここに呼ばれる必要があったわけ?

下手すれば、私もあのベッドの上だったの可能性、は?

・・・何もかもが理解できない。それにここにいるのは危険だ。私は彼らに混ざる心算は更々ない。

ここはこっそり知らなかった事にして、退散した方が得策。

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