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第14章 case6 【オ前ヲ貶メタイ】 3

斎がお嬢様を抱く可能性を考えると・・・胸が痛いし、

私がお嬢様と同じ立場になって抱かれる様なら、と考えると・・・冷や汗が湧き出るし。

熱くなったり寒くなったりと忙しい。

おまけに、解らない事ばかりで混乱してるし。

「キモチ・イイよぉ・・・」

考え事をしている辺りから、目の前の情景を見ない様にはしているけど、

「・・ぁああっんッ・・・」

耳に届く嬌声と、

「咥えて離さねぇな」

誰かの煽る声と、

ギシギシ揺れるスプリングの音に混じる、

ぐちゅぐちゅ、という微かな水音等、耳に届く情報量は多く。

自然と脳内に浮かぶ、さっきまで見ていた情景と・・・それに呼応するかのように、身体が熱を帯びてくる気がして、

非常にヤバイ。

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