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第14章 case6 【オ前ヲ貶メタイ】 3

反論は許さないとばかりに口が塞がれる。

「・・んっんんんんっんぁぁんっっ・・んっ」

文字通り口封じのキスに思えて、最初は抵抗していたけど、斎が簡単に逃すはずも無くて。

「んんっ・・・・・・んっ・・・」

いつもより長めのキス・・・で抵抗の為に暴れていた腕も身体も動かなくなって、頭が真っ白になりかけたところ・・・で、漸く離れる。

「・・・はぁぁぁ・・・・・・」

思わず吐き出す、身体に残った甘ったるい吐息。

「今更抵抗してもムダ」

完全優位にたった暴君は、漸く私の腰から降りて、動かない事を良い事に、するすると穿いていたズボンや下着を簡単に脱がしてしまう。

斎の前に曝け出す肢体。

「なんだ、嫌々って訳でも無いのか」

そう言った訳は、脚と脚の間。容易に飲み込まれていく指に関して。

「はうッ」

「嫌だったら濡れないよ、な?ここが」

ヌプッと音を立てて、指が身体に侵入したり、出してみたり。

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