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第16章 case7 【貴方ニ引キ摺ラレル】 1
やがて、斎が液体を出すと、口いっぱいに広がる・・・。
「へえ?こうなったか」
! ! !
斎ではない声にビックリする。口の中のモノを勢いで飲んでしまう。むせて数回急き込んだ後、慌てて気怠い身体に布地を巻き付け、声のした方向を見れば。
夏休み前から姿を消していた均さんが、姿を消す前と同じように火のついていない煙草を口に咥えて、ドアに寄り掛かっている。
「態々覗きに来るとは悪趣味」
王様は微動だにしない。恥ずかしいという概念は無いらしい。堂々と裸体を晒したまま、何やら忠告している。
が、均さんも動じた様子は無い。
「人のセックス見ても面白くねぇけど、結果が知りたかったからな」
それより出で行ってよ・・・と思う。流石に斎以外に裸体を晒す心算は無い。
・・・今はまだ。
「ところで、結果って?」
「部屋を変えさせろ」
「・・・・・・解った」
そう言うと、斎は適当に服をまとって2人は出て行く。居なかった間の話をしに行くのだろう。私には一切関係のない事だから、これ以上は興味が無い。
「へえ?こうなったか」
! ! !
斎ではない声にビックリする。口の中のモノを勢いで飲んでしまう。むせて数回急き込んだ後、慌てて気怠い身体に布地を巻き付け、声のした方向を見れば。
夏休み前から姿を消していた均さんが、姿を消す前と同じように火のついていない煙草を口に咥えて、ドアに寄り掛かっている。
「態々覗きに来るとは悪趣味」
王様は微動だにしない。恥ずかしいという概念は無いらしい。堂々と裸体を晒したまま、何やら忠告している。
が、均さんも動じた様子は無い。
「人のセックス見ても面白くねぇけど、結果が知りたかったからな」
それより出で行ってよ・・・と思う。流石に斎以外に裸体を晒す心算は無い。
・・・今はまだ。
「ところで、結果って?」
「部屋を変えさせろ」
「・・・・・・解った」
そう言うと、斎は適当に服をまとって2人は出て行く。居なかった間の話をしに行くのだろう。私には一切関係のない事だから、これ以上は興味が無い。